環境フォーラム   

 今年のフォーラムは礼文町、環境省稚内自然保護官事務所、当団体による実行委員会が主催し、事務局は当団体が担当しました。北海道森林管理局宗谷森林管理署や北海道宗谷振興局からの参加もあり、また一般参加では礼文島を何度も訪れているリピーター、ネイチャーガイド、旅館民宿組合、建設業、大学生や高校生などの幅広い層の方々の参加がありました。
 午前の部の桃岩歩道南部の散策には21名、午後の部のピスカ21を会場にしたフォーラムには39名の参加がありました。世界遺産知床の利用調整地区制度についての講演や、礼文島における自然歩道の協働管理検討の取り組みの説明を聞いた後、4つのグループに分かれて参加者討論をおこないました。礼文島の自然歩道について利用者側からも管理者側からもそれぞれが日頃考えていることが活発に発言されました。時間が短く議論を発展させることは出来ませんでしたが、立場を異にする様々な考えがあることを知る良い機会となりました。
 このフォーラムをスタートとして、一人一人が礼文島自然歩道のために「私達にできること」を考え、より具体的な議論や行動へと繋げていけたらと思います。寄附金は「礼文島環境フォーラム2013」の詳しい報告書作成に111,538円使いました。礼文島環境フォーラム2013報告書(PDF 1.6MB)

 北のカナリアパークで散策前のレクチャーをしました。  桃岩歩道を南の知床口から入り、ツバメ山(通称)までの往復コースで、歩道の状況説明のほか自然観察を楽しみました。   室内では講演と参加者討論をおこない、活発な意見が飛び交いました。 
外来生物の確認調査及び除去 
 近年、礼文島北部の砂浜で分布拡大しているオニハマダイコンはヨーロッパや北米原産のアブラナ科の植物で、種子は海流に乗り各地に漂着して繁殖します。国内では1982年に新潟で確認されて以来分布を広げています。
 今回の除去作業は大備浜で行いました。8~10月の間に17回除去作業を実施し、延べ28人、1日平均2時間の作業で合計17,851本、45ℓ袋に43袋分を除去しました。
 オニハマダイコンは砂浜に生育していて引き抜くのは簡単なのですが、大きいものは3~4株で袋が一杯になるので、少し手間がかかりますが種と根を切り分けて袋に詰め茎等は砂浜にそのままにし、小さな個体はそのまま袋に詰めました。除去したものは焼却処分しました。
 今年は除去作業の地域を広げ、昨年の3倍近い本数を除去しました。しかし予想以上に分布数が多くまだ除去しきれないほど広がっており、ハマニガナ、オカヒジキ、ハマヒルガオ、ハマニンニク、エゾノコウボウムギなど砂浜の植生内にも侵入して来ています。放置しておくとこれらの植生のバランスが大きく崩れる可能性もあるため来年度も引き続き実施したいと思います。
 車両代や作業代等の活動費で106,000円を使いました。
 作業終了後に記念撮影。種子と根を切り分けたものが袋一杯に入ってます。
 砂浜に半球形の株が見られます。これが大きく育ったオニハマダイコンです。砂浜の各所で見られる様になりました。ここから種子が他の地域に広がらないよう配慮したいものです。   小さなオニハマダイコンですが、この大きさでひょうたん型の果実を複数つけています。

2010年の活動報告

外来植物除去 

 814日に海岸の植物を観察しながら近年個体数の増加が見られる外来植物のオニハマダイコンの除去をしました。参加者は23名でした。

オニハマダイコンは気持ち良く引き抜けます。あっと言う間に山積みになりました。そのまま袋に詰めると袋数が多くなり処理も困るので、種と根を切り分けて袋に詰めることにしました。しかしこの作業にかなり手間と時間が掛かり、また本数を数えながらだったのでみなさん悪戦苦闘していました。


 作業は約1時間半で約6,500本のオニハマダイコンを除去し、45リットルの袋で19袋になりました。それでもまだ除去出来ずに残るオニハマダイコンに後ろ髪を引かれる思いの参加者も多い様でした。活動費として31,000円を使いました。

    
 オニハマダイコンを抜きとって袋に詰めているところ
記念写真です。大収穫に満足そうでした
 

 利尻島と礼文島のお互いの外来植物問題を把握することと、除去作業を通じて交流を深めるため平成20年から外来植物除去交流会を実施しています。平成22年度は920日に利尻島で、925日に礼文島で除去作業をしました。

利尻島では礼文組が9人、利尻組が10人の合わせて19人で南浜湿原に群生しているオオハンゴンソウ(特定外来生物に指定されている)を2,300本を除去することが出来ました。活動費に41,681を使いました。

礼文島では礼文組が5人、利尻組が3人の合わせて8人で桃岩展望台付近の歩道沿いに群生しているシロツメクサを主に除去し、45リットル1袋分を除去することが出来ました。

 
引き抜いたオオハンゴンソウの本数を数えているところ
 礼文島の作業風景 利尻島で記念撮影 
レブンアツモリソウ調査 

 礼文島のレブンアツモリソウは過去の大規模な盗掘もあり、平成5年に施行した「種の保存法」においても、特定国内希少野生動植物手に指定された絶滅が危惧される代表的な植物ですが、礼文島の北部においては環境庁の直轄地として保護柵を設けるなどの様々な対策がとられているものの、南部のレブンアツモリソウは現存数に関するまとまった調査さえもこれまでなされておらず、その実態はまったく解明されていませんでした。
 本調査は現存数を把握するため、開花期に南部のレブンアツモリソウを歩道から確認し、開花個体数の総数や密度を今後の保護増殖に役立てることになります。

 現地調査は6月に9日間実施し、調査方法は歩道からの目視調査(双眼鏡及びフィールドスコープ併用)及びGPSにより観察位置の特定をしました。
 昨年までは目視調査の調査点の位置を自然歩道の木柵等構造物を目印にしていたが、今回の寄付金でGPSと地図データの購入など活動費に101,150円を使用するができ、位置確認の精度を高めることができ、野外での作業が簡略化でき調査範囲を昨年よりも約500m延長することができました。今後は昨年の調査結果の併せた分析を行います。 

 
聞き取りによると、昔、島内広い範囲にレブンアツモリソウが見られたとのことです。歩道から双眼鏡を使って広範囲にわたりレブンアツモリソウを探しました。
 高山植物盗掘防止パトロール
 パトロール期間は5月23日から7月3日の42日間になり、主に早朝と夕方に実施しました。参加者はボランティアと宗谷森林管理署礼文事務所の職員を含めて延べ250名となりました。パトロール場所はこれまで桃岩歩道と礼文林道が中心でしたが、寄付金を活動費にあて、江戸屋山道、ゴロタ山周辺もパトロールすることができました。また、パトロールの参加を呼びかけるポスターを作成して、警察やフェリーターミナル、主な宿などへ貼っていただき関係機関の協力を得ることができました。期間中は盗掘の報告がされなかったことが何より嬉しいことでした。
 また、北海道高山植物盗掘防止ネットワーク委員会の会員にもなり先進地の事例の取得と、全道的な活動の展開へ繋がることを期待しています。
 寄付金はパトロールの活動費とポスター作成、北海道高山植物盗掘防止ネットワーク委員会入会費にあて、36,770円を使いました。    
 
パトロールを呼びかけるポスター
   
レブンキンバイソウやクロユリ、チシマフウロなど、
希少な植物が数多く見られるお花畑
6月24日19時10分頃
夕暮れ前に散策を楽しむ観光客
6月25日18時20分頃

グリーン家電エコポイント寄附により実施した活動

  外来生物の確認調査及び除去 
 今年の除去作業は船泊の大備浜と鉄府のゴロタノ浜で行いました。
 大備浜では発芽して間もない5月末から始めました。早期に始めたことで除去できる個体数が大幅に増え、9月末まで約40万本を除去しました。それでも除去しきれない箇所がありました。
 ゴロタノ浜でもオニハマダイコンの分布拡大が確認されたため、今年から除去を始めました。作業は8月に2度実施しました。18日に10名で45ℓ袋11個。28日には10名で45ℓ袋10個分を除去しました。除去したものは焼却処分しました。
 ゴロタノ浜にも多くの個体が分布していることが確認されたこともあり、今年は除去作業の地域を広げました。早い時期に行うことで除去の量も大幅に増やす事ができました。それでもまだ除去しきれないほど広がっています。ハマニガナ、オカヒジキ、ハマヒルガオ、ハマニンニク、エゾノコウボウムギなど砂浜の植生を保全するために来年度も引き続き実施したいと思います。
 車両代や作業代等の活動費で98,000円を使いました。
大備の浜  
船泊湾大備の浜。
砂浜から砂丘まで広くオニハマダイコンが分布しています。
5月末のオニハマダイコン。発芽したばかりで、カイワレ大根みたいです。 7月初旬のオニハマダイコン。大きく育っているものもありますが、比較的小さいものが多く、簡単に引き抜く事が出来ました。 
今年は例年よりもずっと早い、オニハマダイコンが発芽し始めた頃から除去をしました。5月末~9月の期間に約40万本を除去することが出来ました。
ゴロタノ浜   
ゴロタノ浜。
砂浜から砂丘まで広くオニハマダイコンが分布しています。
8月になるとオニハマダイコンは大きく生育し、多くの実を付けていました。焼却処分するのに容量を減らすため、実と根を切り取り袋詰めしました。それでも45ℓ袋で11個になりました。(8月18日) 
8月28日の 成果です。中央の写真が作業前、右の写真が作業後。45ℓ袋で10個になりました。
 礼文島では毎年新たな外来植物が確認されています。また、見分けの難しいイネ科外来植物も多く分布していることが分かって来ました。そこで、外来植物に詳しい北海道野生生物研究所五十嵐博氏を迎え、8月9日、10日に外来植物勉強会を実施しました。
9日は桃岩展望台周辺で実施し、4名が参加しました。10日には道道元地線から桃岩登山口周辺で実施し4名が参加しました。想像通りイネ科外来植物は見分けが非常に難しいものでした。桃岩展望台周辺にもレッドトップ、ナガハグサ、オニウシノケグサ、ハルガヤなど予想よりも多くの種が侵入していることが分かりました。中には花期が終わって見分けが出来なかったものもあるので、次回は6~7月中に実施したいと思います。
 講師代や車両代と作業代などの活動費で87,000円を使いました。  
見分けのポイントを解説する五十嵐氏
   
道道元地線から桃岩登山口周辺で実施した勉強会の様子 桃岩展望台周辺での勉強会の様子 

2013年度の活動報告

2011年度の活動報告

高山植物盗掘防止パトロール
 過去にはレブンアツモリソウをはじめ人気の高い植物が掘り取られ、中にはほとんど見られなくなった種類もあります。現在でも気軽に入れるコースに希少な植物が見られるため盗掘を抑制するためのパトロールが欠かせません。
 パトロールは桃岩歩道と礼文林道で、期間は5月末~8月末までとし、利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティアの会などのボランティアの方々や環境省稚内保護官事務所の職員と連携しながら実施しました。また時間帯は礼文町委託の監視員が不在になる早朝と夕方を中心に行いました。パトロールは場所と回数を増やすためほとんどが単独で行われています。またパトロールの参加を呼びかけるポスターを作製して、警察やフェリーターミナル、主な施設や宿などで貼っていただきました。
 パトロール回数は当団体が5月に8回、6月に31回、7月に9回、8月に7回で合計55回行い、他の団体では合わせて26回行ってくれました。常駐の監視員が不在になる時間帯にも人の出入りは自由に出来、実際に個人や団体の出入りがありました。期間中は明らかな盗掘の報告はありませんでした。今後もパトロール活動を続け、盗掘防止に貢献したいと考えています。
 寄付金はパトロールの車両代や作業代の活動費とポスター作製で123,500円を使いました。    

盗掘防止のPR用ポスター
 6月上旬のエゾノハクサンイチゲの群落。この頃はレブンコザクラやサクラソウモドキ、ミヤマオダマキなど人気の高い花が見られます。  近年、ノネコが桃岩歩道を走りまわる姿が確認されています。野生動物を捕食するため生態系への影響が心配されます。  8月上旬は秋の花盛りの頃。エゾウメバチソウ、レブントウヒレン、チシマリンドウ、リシリブシなどが徐々に見られるようになります。
レブンアツモリソウ調査 
 現地調査は6月に6日間実施しました。今年はレブンアツモリソウの開花にむらがあり、昨年確認出来た場所でも全く見つからない箇所があったり、昨年より多く確認できた箇所があったりと、例年通りにいかない興味深い年でした。
 調査方法は昨年と同様に、歩道からの目視調査(双眼鏡及びフィールドスコープ併用)により観察位置の特定をし、高倍率のカメラを用い詳細な位置を記録しました。
 現地の記録は画像と照らし合わせ、開花数と詳細位置を確認しました。その際には目視で確認できなかった個体も把握できました。また、詳細位置を把握することによって盗掘が行われた際にも事実関係が判ると考えられます。

 今回の寄付金では車両代や調査費などの活動費55,000円を使用しました。
 なお、調査結果は盗掘等に繋がる恐れがあるために公開は控えさせて頂きます。調査結果は毎年レブンアツモリソウ保護増殖関係者に参考資料としてお伝えしています。これまで詳しい情報が無かった分布状況が徐々に明確になり、今後の保護対策の重要な資料となると考えています。
礼文島環境フォーラム 

2012年121日(土)13時半からネイチャー礼文にて、環境NPO礼文島自然情報センターと環境省稚内事務所共同で礼文島環境ミニフォーラム「自然歩道の賢い利用」を開催しました。参加者は関係者を含め17名でした。
 講師の岡田伸也氏から、利尻山をはじめとして、各地で行われている実際の登山道補修事例を元に、登山道がなぜ荒廃するのか、あるいは荒廃したときにどうやって治せば良いのか?ということを、土木技術的な視点から見せて頂きました。
 お話の中から、今後どういった荒廃が起こり得るのか想像し、この想像力こそが山の自然を守るためには一番大切で、また登山道の補修というのは、本当は、病気と同じで、悪くなる前に予防しておくことのほうが大事だということが伝わってきました。
また礼文島内でも歩道整備が行われています。その中で、礼文森林事務所が実施している補修の事例を木下
皓晶森林官から紹介して頂きました。
講演後、参加者のディスカッションでは、礼文の歩道の良し悪しや、歩道整備を考えるためにはどの様な管理が必要か?などの意見や感想の発言が出され、礼文の歩道をより良いものにするために一歩前進したように感じられました。
 今回の寄付金で作業代や車両代等の活動費、PR用のチラシ作製と配布や講師代で合計94,000円を使いました。

 礼文島環境ミニフォーラム「自然歩道の賢い利用」の開催風景。 
 2012年226日(日)13時半からネイチャー礼文にて、環境NPO礼文島自然情報センターと環境省稚内事務所共同で礼文島環境ミニフォーラム「いきものつながりカルタ大会」を開催しました。(チラシはこちら) 
 昨年から町民学習交流会や文化フェスティバルなどで読み句を募集して、多くの方に参加頂いていた「いきものつながりカルタ」がついに完成しました。今回はお披露目を兼ねたカルタ大会を開催しました。当日は悪天候の中、10名の方に参加していただき、白熱した戦いがおこなわれました。このカルタはただ札をとるだけではなく、札をとった後、写真や絵を見ながら解説を聞くことで、礼文の生物や自然の学習ができる内容になっています。
 3回のゲームで一番多くの札をとった人から順位をつけ、優勝者には利尻昆布が贈呈されました。
 このカルタは14組作製し礼文の自然といきもののつながりを学ぶ教材として町内の各学校や教育委員会等に配布します。
  今回の寄付金では作業代や車両代等の活動費、PR用のチラシ作製と配布、カルタ作製で合計 203,386円を使いました。
 
カルタ大会の様子
 取り札
高山植物盗掘防止パトロール  
 過去にはレブンアツモリソウをはじめ人気の高い植物が盗掘されました。中にはほとんど見られなくなった種類もあります。現在でも気軽に歩く事が出来るコースに希少な植物が見られます。盗掘を抑制するためのパトロールは欠かせません。
 パトロールは桃岩歩道と礼文林道を中心におこなっています。5月末~6月末の期間、主に早朝と夕方、利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティアの会などのボランティアの方々や、環境省稚内保護官事務所の職員と連携しながら実施しました。パトロールは場所と回数を増やすためほとんどが単独で行われています。またパトロールの参加を呼びかけるポスターを作製して、警察やフェリーターミナル、主な施設や宿などで貼っていただきました。
 パトロール回数は当団体が延べ21回行い、他の団体では合わせて延べ51回行いました。常駐の監視員が不在になる時間帯にも個人や団体の出入りがありました。期間中は明らかな盗掘の報告はありませんでした。今後もパトロール活動を続け、盗掘防止に貢献したいと考えています。
 寄付金はパトロールの車両代や作業代の活動費とポスター作製で64,275円を使いました。    
 
 早朝、霧の中をパトロールしている様子。(6月7日)  6月14日。桃岩展望台コースでレブンキンバイソウが咲き始めた。  今年も多くの観光客が訪れ、礼文の花風景を楽しんでいました。(6月28日) 
レブンアツモリソウ調査 
 礼文島のレブンアツモリソウは過去に大規模な盗掘があり、平成5年に施行した「種の保存法」において、特定国内希少野生動植物種に指定された絶滅が危惧される代表的な植物です。礼文島の北部では環境省の直轄地として保護柵を設け、監視員が数名配置されるなどの様々な対策がとられていますが、南部のレブンアツモリソウは現存数に関するまとまった調査がされておらず、その実態はまったく解明されていませんでした。
 本調査は昨年に引き続き現存数を把握するため、開花期に南部のレブンアツモリソウを歩道から確認し、開花個体数の総数や詳細な位置を把握し今後の保護増殖に役立てます。

 現地調査は6月に8日間実施しました。調査方法は歩道からの目視調査(双眼鏡及びフィールドスコープ併用)及びGPSにより観察位置の特定をし、高倍率のカメラを用い詳細な位置を記録しました。
 現地の記録は画像と照らし合わせ、開花数と詳細位置を確認しました。その際には目視で確認できなかった個体も把握できました。また、詳細位置を把握することによって盗掘が行われた際にも事実関係が判ると考えられます。

 今回の寄付金では車両代や作業代などの活動費のほか高倍率のカメラを購入し187,250円を使用しました。
 なお、調査結果は盗掘等に繋がる恐れがあるために公開は控えさせて頂きます。調査結果はレブンアツモリソウ保護増殖関係者に参考資料としてお伝えする予定です。
 項目 期間  内容 
高山植物盗掘防止パトロール 6月~8月 盗掘防止のためのパトロールを早朝・夕方を中心に実施。 
レブンアツモリソウ調査 6月   レブンアツモリソウの開花状況や個体数の確認調査を実施。
外来生物の確認調査及び除去  5月~10月  礼文島内に入った外来生物の分布調査や除去作業を実施。 
礼文島環境フォーラム  7月~3月 礼文島の自然環境をテーマにしたフォーラムを実施。

2012年度の活動報告

礼文島環境フォーラム  
 98日、9月9日の2日間、講師に植物写真家いがりまさし氏と礼文の自然写真家宮本誠一郎氏を迎え、礼文島環境フォーラム2012「生き物つながり写真教室」を開催しました。共催で環境省稚内事務所、後援で礼文町と礼文町教育委員会にご協力頂きました。特に礼文町からは経費の半額の助成を頂きました。
 8日は桃岩歩道で花に集まる昆虫の話しや、光を使って植物の魅力を引き出す技術を学びました。9日はいがり氏からカメラを通して自然を観る意義、宮本氏から礼文花に集まる蝶の生態や撮影のコツなどの講演があり、講演後には参加者の作品の講評をして頂きました。参加者は関係者を含め
8日が17名、9日が27名でした。
 今回の寄付金で作業代や車両代等の活動費、PR用のチラシ作製と配布や講師代で合計189,015円を使いました。
  
桃岩歩道での写真教室。講師のいがり氏の撮影テクニックに聞き入る参加者。
 
桃岩歩道での写真教室。秋晴れの穏やかな天候の中、楽しく学ぶことが出来ました。 ピスカ21の講演にご参加頂いた方々。 左から講師のいがりまさし氏、宮本誠一郎氏。右は環境省稚内自然保護官事務所アクティブレンジャー中野氏。 

2014年度の活動予定

これまでに頂いた寄付額は 2,016,020円です (2012年9月現在

 外来植物の除去
  オオハンゴンソウ除去は久種湖北部で平成18年から続けている除去作業です。作業は8月に2名で1日おこないました。個体数は少なくなっているのでイタドリやヨモギなどの草の背丈が高くなった中をかき分け、陰に潜むオオハンゴンソウを慎重に探し回りました。昨年見逃した大きな個体があった様で、今年も花を付けた個体を発見しました。数年休眠していた個体もあるようで発芽して間もない個体も見つけました。今年は合計14本を確認しすべて除去しました。完全に絶滅させるにはまだ時間がかかりそうですが確実に個体は減っています。寄附金は除去作業と移動費で11,000円を使用しました。 
 草むらの中からオオハンゴンソウを探し出し引き抜いたところ。  花を付けるほど大きく育っていたのはこの個体だけでした。   今回除去したのは14本。小型~大型の色んな生育段階の個体が見つかりました。草むらの中に隠れて生育する個体があるため、来年も開花個体がないか確認する必要がありそうです。